先日、会社の若手(2年目)と話をしていました。ひょんな事から、ソフトバンクの話になりました。今や、Vodafone 買収以降、i Phone 人気で、飛ぶ鳥を落とす勢いの会社ですね。その若手は、すっかりソフトバンクといえば、携帯電話事業をはじめとするIT・通信事業の会社と理解していました。それ自体は間違いでないのですが、今の若手コンサルは、ソフトバンクの過去の事業を全く知らず、少し驚きました。
僕が大学を卒業し、投資会社での仕事を始めたころ、ソフトバンクといえば、PCソフトの卸売り会社でした。どのようなPCのソフトでも扱っていたので、PCソフトの銀行=ソフト・バンクという名前になったというように聞いていました。東京の郊外に大きな倉庫を持っていて、その中に、PCソフトが整然と並んでいたと記憶しています。MSXのソフトも並んでいたのにはびっくりしました。(当時で既に15年落ち位のソフトもありました)
それから、孫さんが、タイムマシン投資戦略(アメリカ等で成功した事業・注目されている事業をいち早く日本に持ち込むという投資・事業戦略)で事業ドメインを拡大、変革させていったのを記憶しています。このころのソフトバンクの従業員の方の話を聞くと、まさにDog Year!日々、孫さんの一言で事業構造が変革していったのだそうです。
ソフトバンクの事業戦略の転換・変革の大胆さは、さすがですね。若手が、ソフトバンクの過去の事業を知らないというのには、少々驚きでしたが、僕も歳を取ってきたのかもしれません。
ソフトバンクの事業転換・変革のダイナミックさは、驚かされます。
現在のように、日々めまぐるしく技術革新が進む世の中では、企業もこれ位の変革のスピードが求められるのかもしれませんね。
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