2011年10月16日日曜日

A Violin by Luigi Rovatti, Buenos Aires 1929

先日、ロンドンのオークションで、気に入った楽器に巡り会ったったので、頑張って買いました。
このところの円高で、英国ポンドが驚くほど安くなったので、買い時かなとも思い、ちょっと無理してみました。


今回のオークションは、このところの金融危機で、あまり盛り上がらず、売れ残りのロッドも多かったです。


さて、落札した楽器ですが、ラベルがLuigi Rovatti fece in Buenos Aires ann 1929となっていました。


Luigi Rovatti(1861年ゲノア生 - 1931年ブエノス・アイレス没)
-1880?年以後~1885?年以前ゲノア(Genova)でエンリーコ ・ ロッカに師事
-1885年~1931年ブエノス・アイレス(Buenos-Aires)で活動



という経歴のようです。
Rovattiさんは、あまり経済的には恵まれなかったらしく、ブエノスアイレスでも、ご苦労をされた方のようです。


どうやら、この楽器は、Rovattiさんが亡くなる2年前の作品のようです。晩年の作ですね。






現在、ロンドンで発送の手続きを進めているところです。
来月中旬ぐらいには、日本に到着しそうです。到着が楽しみです。



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